ディズニーアニメ著作権期限切れ?ミッキーマウスの未来はどう変わる?注目の詳細解説!

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最近「ディズニーの著作権が切れる」という噂をよく耳にしませんか?
ディズニーはキャラクターの徹底的な著作権の管理を行うことで有名で、著作権が切れたら二次創作も気軽にできてクリエイターにとって嬉しいニュース。

ディズニーはミッキーマウスを始め、様々なキャラクターコンテンツを抱えています。

コンテンツが公開された年は古いものから新しいものまでバラバラ。
著作権の保護は公開された年を基準とするのでディズニーのキャラクターが一律で著作権切れになる事はありません。

今話題になっているのは”ミッキーマウス”に関する著作権切れです。

アメリカではミッキーマウスが2023に著作権が切れ、パブリックドメイン化することが決まっているため、最近特によく話題になります。

この点も注意が必要でミッキーマウスの著作権が切れますがすべてのミッキーが対象ではありません。

パブリックドメインになるとキャラクターの二次利用が認められ、グッズを作成し、販売してもOKになります。

自分の漫画や映画に登場させてもOKですし、ぬいぐるみを作って販売してもOKになります。

今回はディズニー著作権に関する情報を解説しつつ、ミッキーマウスの著作権切れについて詳しくまとめました。

ビジネスを考えている方も雑学として楽しみたい方もぜひ最後までお楽しみください。

目次

そもそも著作権とは何だろう?

そもそも著作権とは何でしょうか?日本弁理士会のWebサイトから引用します。

著作権は著作物を保護するための権利です。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。

引用元:日本弁理士会Webサイト https://www.jpaa.or.jp/intellectual-property/copyright/

著作権はクリエイターの知的財産を守るものです。

人が作ったものを許可を得ずに勝手に販売したら著作権の侵害になります。

ディズニーはキャラクターコンテンツの著作権を厳格に管理しています。
キャラクタービジネスにおいて著作権は生命線。それはディズニーにおいても変わりありません。

ディズニーコンテンツは著作権に厳しい

ディズニーコンテンツは著作権に厳しいのは有名ですよね。
キャラクタービジネスは基本的に著作権に厳しいですがディズニーは特に厳しいイメージがあります。

特にアイコニックなキャラクターミッキーに関しては厳しい気がします。
youtubeにディズニーアニメが無断アップされてもすぐに消されますね。

ディズニーの稼ぎ頭、ミッキーマウスの著作権が切れるとなると大ニュースです。

ミッキーの著作権が切れる

もうすぐミッキーの著作権が切れます。
元々は20年前に著作権が切れる予定でしたが「ミッキーマウス保護法」で延長され
されました。

いきさつは以下の通りです。

ミッキーマウス保護法(著作権延長法)

元々は20年前にミッキーの著作権が切れるはずでしたがディズニーが働きかけ、保護期間が年延長されることになりました。
正式な名称は「著作権延長法」ですが皮肉をこめて「ミッキーマウス保護法」と呼ばれています。

1998年に制定されて今は95年著作権の保護するかたちで運用されています。

ミッキーマウス保護法で守られていた期限がついに切れるのが2023年というわけですね。

切れる時期と”対象のミッキーマウス”

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アメリカの著作権法では公開・発表から95年で保護の対象外となります。
2023年11月18日でちょうど95周年を迎えます。

ただし、全てのミッキーマウスが対象というわけではありません。
著作権が切れるのは「蒸気船ウィリー」に登場したミッキーマウスが対象です。

著作権が切れるのは「蒸気船ウィリー」のミッキーマウス

今回アメリカで著作権が切れるのは「蒸気船ウィリー」に登場するミッキーマウスです。

「蒸気船ウィリー」は1928年11月18日にアメリカで公開された映画です。
このアニメーションで登場したミッキーは2023年に著作権が切れるだけで、
他の作品のミッキーマウスに関しては引き続きアメリカの著作権法で保護される対象になります。

期限が切れたくまのプーさんの映画

蒸気船ウィリーのミッキーに先立って「くまのプーさん」の著作権が切れました。
くまのプーさんをホラー映画に起用し、話題になったのも記憶に新しいですよね。

このようにミッキーに関しても様々な二次創作が作られる可能性があります。

くまのプーさんのように著作権が切れたものを「パブリックドメイン」といいます。

今回のテーマに関連があるのでパブリックドメインについて少し説明します。

パブリックドメインとは?

著作権が切れたものです。Wikipediaの説明が分かりやすいので引用します。

パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。
日本語訳として公有という語が使われることがある。パブリックドメインに帰した知的創作物については、その知的財産権を行使しうる者が存在しないことになるため、
知的財産権の侵害を根拠として利用の差止めや損害賠償請求などを求められることはないことになる

引用https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3

これまでにパブリックドメイン化したキャラクターを一部紹介します。

  • トムとジェリー
  • 白雪姫
  • ポパイ

などなど。ディズニー以外にも様々なキャラクターがパブリックドメインなっています。

ディズニーも原作をアレンジした作品を数多く発表しています。

ディズニー作品も二次創作が多い

ディズニー作品も二次作品が多いですよね。
以下の4つは原作がある作品をアレンジしたものです。

  • 白雪姫
  • アラジン
  • 美女と野獣
  • ピノキオ

このほかにもディズニーアニメには原作を大胆にアレンジして公開されている映画が沢山あります。

一度調べて見るのも楽しいですよ。

日本でミッキーの二次使用は注意しよう

ミッキーの著作権切れはアメリカでの話です。
日本国内では日本の著作権が適用されます。日本での解釈は定まっておらず、裁判で争うことになったら裁判官の判断にゆだねられるという指摘もあります。

詳しい解説は以下のサイトをご覧ください。

参考サイト:米国でミッキーマウスの著作権が2023年末で終了したら日本でも自由に使えるようになる?https://dime.jp/genre/1469466/

二次創作をする際は
著作権法を可能な限り理解した方がいいでしょう。

まとめ

今回はディズニーの著作権切れの噂の検証をまとめました。
最近話題になっているのはあくまでも「ミッキーマウスの著作権切れ」でディズニー全体の著作権の事ではありません。

ミッキーも「蒸気船ウィリー」に登場したミッキーマウスの事ですのでこちらも注意が必要になります、

日本での二次創作で利用予定の方は細心の注意をもって利用することをおすすめします。

今日の記事が少しでもあなたの役に立てたのなら嬉しいです。

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